「サトイモの植え付け・草とり」 20060422
暖かくなり草も伸びてきました.今回はセイタカアワダチソウ抜きとサトイモの植え付け,ヨモギ
のつみ取りをしました.奥ではサトイモを植えるために土を耕しています.粘土のかたまりを砕く
のが大変.手前では草もち用(?)のヨモギつみ.さらにみんなで外来植物のセイタカアワダチソ
ウを抜きました.あと1〜2回抜けばセイタカアワダチソウはだいぶ抑えることが出来るそうです.
サトイモの栽培は照葉樹林と強い結びつきがあり,稲作より前に日本に入ってきたといわれていま
す.今回植えたのは「石川早生」という大阪で古くから栽培されてきた品種です.やや病気に弱い
らしいですが果たしてうまく育ってくれるでしょうか?
田んぼ予定地ではコオニタビラコが花を咲かせていました.池の周辺で植物研究室の志賀学芸員か
ら水辺の植物についての話を聞きました.ガマは種が風に飛ばされることによって,やって来たよ
うです.イはおそらく粘土に含まれていたのではないかとのこと.虫も植物も,何も手を加えなく
てもいろいろやってきてちょっと驚きでした.
コオニタビラコ ガマのなかまとイ(い草)