博物館実習3日目 3班

 3日目を迎えました。午前中は図書発送の整理作業、子ども向け授業見学の2本立てで実習が行われました。
 図書発送の整理作業では、国内外の博物館や図書館、研究所に送る収蔵目録、研究報告書、官報等を必要な部数、書庫から取り出すことから始まりました。そして、これらの書物をリストに基づき、既定部数分を封筒に入れていきました。その後、封筒の厚さや重さなどを勘案しながら、最も合理的な郵送方法を考えていきました。このような作業を通して、博物館は展示や研究のみが仕事なのではなく、館外への情報発信も重要な任務なのだと実感しました。
 子ども向け授業の見学では、実際に学芸員の方が小学生に対して授業をしている様子を見学させていただきました。専門性の高い事柄を子どもたちにわかるように、興味を持ってもらえるように教材を選定し、話し方を工夫している様子に感銘を受けていました。私自身、昆虫と虫の違いなど初めて知ることが多く大変勉強になりました。実際の現場を目の当たりにして、学芸員としての仕事に実感がわきました。
 午後からは、10月19日に友の会秋祭りが行われる泉佐野漁港へ下見に向かいました。駅から漁港への道順や、当日留意すべき事項等を現場を見学しながら確かめていきました。今年の秋祭りが、無事晴れることを願いながら帰路へとつきました。注意事項を再確認し、充実した1日を過ごせるようにしたいと思います。
(京都教育大学 R.N)

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