博物館実習2日目です

昨日より博物館実習をさせて頂いているNです。
本日から本格的に実習が始まりました!一体どんなことをさせていただけるのかワクワクしながら実習室へ!
各班に分かれ、担当の学芸員さん、同じ班の人と軽い自己紹介をかわして実習スタートです。
今日私が所属する班の担当学芸員さんは佐久間さんでした。とても気さくな方で、さらりと色んなことを教えてくださいます。
午前中は収蔵庫で押し場やきのこを中心とした標本を見学し、資料について学びました。
その時見せてもらったきのこのスケッチはとても綺麗で精密で、まるで写真のようでした。聞くところによるとそれはケント紙に水彩で着色しているとか・・・・・・。一般的にケント紙は水をはじきます・・・・・・。
何故!?すごい!!と内心興奮してしまいました。研究用のスケッチは美しい絵画同然でした。
さらにいわゆるアマチュアの方が収集し、のちに寄付された資料を見て絶句。
どうしてプロにならなかったんだろうと同じ班の人と声をあげました。実際博物館にある資料の多くが一般の方々からの繋がりによって収集され、研究されていると教えていただきました。
モノに対してだけでなく、むしろ人との繋がりが博物館を支えているのだと痛感。一部のプロによって収集、展示されていると思っていた博物館の存在がぐっと近づいた感覚を覚えます。
午後は標本づくりのため、まだデータ化されていないきのこ達をエクセルにうちこんだり、一つずつビニール袋に入れていくなどの整理をしました。
見たことがあるきのこもあれば摩訶不思議なきのこまで。分からないものは尋ねたり、図鑑で調べました。
普段食べているものしか知りませんが、一言で『きのこ』といっても実際には多種多様なきのこがいるのだと五感で感じれたような気がします。
明日は昆虫担当の学芸員さんの元で実習を行います。
残り3日間、悔いの残らないように頑張っていきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です