2023年度夏季博物館実習3日目(8月25日)
K大学のT.I.です。8月25日に行った博物館実習の内容と感想について記載したいと思います。
私はこの日、地下収蔵庫で昆虫標本の整理を行っていました。整理した昆虫はカミキリムシで、様々な種の標本が入っているドイツ箱から1種だけを取り出し、別のドイツ箱にまとめるという作業を行っていました。午前中は比較的見分けやすい種の整理を行っていたので、特に苦労も無く作業を進める事が出来ていました。しかし、午後になり難易度の高い種の整理作業に入ると、判別の為に見るべき部分が多くなり、兎に角集中力が必要な点が大変でした。特に、午前中は色や模様だけで判別出来ていたので、それらの要素で判別出来ない個体が非常に大変でした。
班員と協力しながらでないと終わらない様な量でしたので、この作業がきっかけで班員全員と仲良くなれた気がします。この日の作業で、用意されたドイツ箱から大体9種くらいを整理する事が出来ましたが、これ以上の数を一人で行う学芸員や外来研究員の方は本当にすごいのだと思いました。