2024年度 秋期博物館実習 1日目
こんにちは!博物館実習1日目のブログを担当します、甲南大学のAです!
1日目の午前はまず博物館実習についてのオリエンテーションを受けました。それから館内説明や研究体制、標本収集についての詳しい説明のあと、館内の施設案内をしていただきました。
午後からは収蔵庫と常設展の展示を巡り、学芸員の方の視点から標本や展示についての説明をしていただきました。
1日目ということもあり私自身も周りの実習生もかなり緊張していたとは思いますが、学芸員さんのお話が面白く、自然と緊張もほぐれていき周りの実習生とも会話が増えたことで楽しみながら1日目を終えることができたと思います✨
さて、今回の実習で収蔵庫に保管されている様々な標本を見させていただきましたが、印象に残っているものを紹介します。
その標本は液浸標本なのですが、瓶に入れられた魚の標本がさらに瓶でエタノール漬けにされていました。この二重に入れられている理由としては乾燥対策だそうです。このことももちろん驚いたのですが、同じ種の魚の標本一つ一つにラベリングされているのを見て、手間と時間がかけられているこの標本への愛が伝わってきてすごく素敵だなと感じました☺️
また、博物館の展示を学芸員の方からの視点で見る機会は少なかったのでとても貴重な機会でした。
展示のメンテナンス(この場合、虫・埃・展示のライトが切れているかを見ているそうです。)がしやすいかという視点で見てみると、来館者が見やすく興味を引かれる展示であるということと学芸員がメンテナンスをしやすい展示であるかということはあくまで別であり、その2つの要素をうまく両立させることが思っていたより難しいことなんだなと感じました。
この機会を通して、これから博物館の展示を見る際にこれまでとは別の視点からも楽しめそうだなと思い、ワクワクしました!
2日目からは週末の『大阪自然史フェスティバル』に向けて準備が始まります!フェスティバルの成功のためにこの後の実習も頑張っていきたいと思います💪
ここまで読んでいただきありがとうございました!