2026年度夏季博物館実習 1日目
2026年度の夏季博物館実習1日目のブログを担当する高知大学のA.Mです。
初日である今日は、昆虫研究室の松本先生についていただき、オリエンテーションとして博物館の沿革や学芸員の仕事に関する座学と館内の見学を行いました。今日知ったことで最も驚いたのは、学芸員が自分の専門分野外のことも担当として受け持っていらっしゃることです。自然史博物館では幅広く自然に関する展示が行われているため専門とするもの以外も担当しながら展示を作っているとのことで、研究だけでない学芸員の仕事の幅広さを実感しました。
収蔵庫を含めての館内の見学は展示の入れ替え、手入れに関するお話などを直接聞きながら回ることで、通いなれた博物館を新たな視点で見ることができました。また、最近館内や展示ケースの照明をLEDに変えたこともうかがいました。自然史博物館は全体的に照明があまり明るくない博物館ではありますが、以前と比べると少し明るくなったように感じました。特に鉱物の展示ケースでは、照明が明るくなったことでより鉱物の色や輝きがくっきりと見えるようになっていると思います。
今回は夏休み期間中でもあったため、特定の展示ではイベント用の説明が加えてありました。特別展と連動したもので、特別展で得た学びを常設展で見つけたり、反対に常設展で見たものを特別展で改めて学べるなど、より印象的な学びの体験を得られるようになっていると感じました。さらに、展示の下の方に掲示してあり、身長の小さな子供でも見つけやすいような工夫がされていました。
収蔵庫では収蔵品の量に圧倒され、それらがすべて未来に残すべきものであると管理されて今後も保存されていくことを思うと、収蔵品が時間と知の結晶のようで、とても尊いものだと感じました。同時に、目いっぱい詰め込まれている現状に収蔵庫が不足している問題の深刻さがひしひしと伝わってきました。
明日からの4日間の実習は今日感じた資料の尊さを忘れずに、1つでも多くのことを学べるよう頑張りたいです。


