実習4日目 蝉の抜け殻調査
今日は、普及活動の蝉の抜け殻調査でした。
作業中はなんとかお天気にも恵まれ、友の会メンバーや一般の方々と共に協力しあい、靫公園内の抜け殻を収集しました。他のミュージアムではほとんど学芸員と関わる機会がないのに対し、学芸員とともに雄雌の見分け方やクマゼミとアブラゼミの違いなどを学習できるというのは一般の方や子供たちにとって、きっと貴重な経験。こういったイベントを通じて、もっと博物館を身近に感じる人たちが増えたらいいな、と思いました。
昨日のチラシを封筒に入れる作業もそうですが、博物館来場者を増やすため、そして博物館をより良い学習の場とするための普及活動は、学芸員の大切な仕事の一つ。
学芸員=研究職ではなく、研究でわかった内容を博物館という場を通じて一般の方々の学びに繋げる仕事であることを改めて実感した一日でした。