実習最終日
実習最終日は実習生全員で、きしわだ自然資料館・大阪市立自然史博物館友の会の共催で行われた、友の会秋祭り「海からの贈り物・人からの落とし物2014」に補助スタッフとして参加しました。
実習生が主に行っていたことは、駅から会場である泉佐野漁港への道案内の補助や、イベント中の準備等雑務でした。
秋祭りでは、泉佐野漁港にて底引き網漁船に出航してもらい、網にかかった魚介類とゴミを見て、皆で大阪湾にどのような生き物が生息しているのかを調べました。
このイベントの参加者は大人から子供まで幅広い年齢層でしたが、皆さんキラキラした目で生き物を観察しており、とても楽しいイベントとなりました。
生き物の同定会では、実習生よりも知識・経験豊富な大人や子供たちが率先して活動しており、こちらがおろおろしている場面も…。自然史博物館では、年間を通して開催するイベント数が大小含めて200前後あるため、イベント経験が豊富な参加者がたくさんいいました。
これもイベントを数多くこなす大阪市立自然史博物館の特徴だと思います。
さて、気になる大阪湾の生き物ですが、ミミイカ,カミナリイカ,コウイカ,ミミズガイ,ウラシマガイ,トゲツノヤドカリ,ガザミ,イシガニ,キメンガニ,アカカマス,イシモチ,アカシタビラメ,マアジ,クロダイ,etc…。ここには書ききれないので、一部抜粋してご紹介しましたが、たくさんの魚介類が生息していることが分かりました。
このようなたくさんの生き物をまとめて見る機会は少なく、専門家の方の丁寧な解説もあったので、実習生もたいへん勉強になったイベントでした。