冬季博物館実習5日目

博物館実習5日目、3班は昆虫標本を扱う実習でした。
午前は、収蔵庫に行き学芸員の方に昆虫標本に関する説明や標本の作成方法を教えていただき、収蔵庫内の昆虫標本見せていただきました。その後実習室でウスバカゲロウという昆虫の標本の作成を行いました。そして、双眼実体顕微鏡を使って種の名前を調べる同定も行いました。ウスバカゲロウの同定は翅の脈の違いや足にあるケズメの長さを見て行いました。双眼実体顕微鏡を使って昆虫の体を見ているととても小さい毛が生えていたりいろんなところにトゲがあったりしておもしろかったです。
午後からは、午前の残りの同定を終わらせ、次に大学から寄贈されたハチの標本にラベルを追加する作業を行いました。この作業の途中で学芸員の方から2人ずつで展示の資料に使う写真の撮り方を教えていただきました。アリジゴクをモデルに実際に見せていただきました。普通に写真を撮るのとは異なり手前から順にピントを合わせた写真を連続で数枚撮ったものを合成して1枚にするというものでした。これにより全身が鮮明に写っていました。展示に使われている写真が鮮明に写っている理由を知ることができました。
博物館実習を通して学芸員に必要なのは幅広い知識はもちろんのこと、標本を綺麗に作成する技術や並べ方のセンスも必要だなと感じました。
3班 Y.S

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です