学芸員まで、前途多難
今日、私たちの班は昆虫標本のラベル貼りや、標本箱の分類・整理をしました!
昆虫標本のラベル「貼り」と言っても、実際は「貼る」というより、「刺す」作業です。
昆虫標本の昆虫は針に通され、昆虫が採取された時期や場所、採取した人の情報が書かれているラベルと共に保管されます。
今日は、寄贈された昆虫標本に、それが寄贈だということを示すラベルを、それらの情報ラベルに加え、新たに刺し通すという作業をしたのです。
これがかなり神経の要る作業で…
所せましと標本箱の中で並んでいる昆虫標本(針)を一つずつ抜いてはラベルを刺し通し、それをまた箱に突き刺し戻し…という作業を繰り返すのですが、
箱から出す時と、戻す時、他の標本(=虫)を傷付けないよう、触れないようにするのが難しいのです。
昆虫には長い触角や足を持ったものがいますから…(^^;)
おまけにそれらは細くて繊細!元から通してあったラベル同士も当たりそうだし、
そして何より標本間の空間が狭すぎる!!
ときて、手先の不器用な私は班の中で一番時間がかかってしまいました(泣)
器用でないと、務まらない仕事なのだなぁと、改めて実感した次第です…
(龍谷大学 H.M)