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初期の菌類 |
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写真はありません。 |
植物と菌類の進化は、非常に密接に関係しています。植物を分解し、その養分を他の生物が利用できる形にする役割は、
おもに菌類がになっています。植物の進化・陸上への進出にともなって、菌類も陸へ上がり進化しました。
デボン期のライニーチャートからは、卵菌類、ツボカビ類、接合菌類が見つかっています。これらの一部は生きた植物に寄生
していた様子が見られます。植物への菌の寄生は陸に上がった直後から行われていたのでしょう。接合菌類は植物の支持部の
細胞に入り込み、菌根共生関係を結んでいたようです。菌類に藻類が共生する「地衣類」も見つかります。
植物と菌類は、分解だけでなく、寄生・共生と、ごく初期から複雑なつながりがあったようです。 |
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