プサロニウス
プサロニウス(幹、石炭紀、ブラジル産)
プサロニウスは石炭紀〜ペルム紀にかけてあったシダ植物リュウビンタイ類の木生シダです。木生シダと言っても、スギやケヤキのような年輪が見える木のような構造はしていません。中央にU字形や円形の維管束が集まった部分があり、それを取り巻くように細い不定根があります。維管束とは水分と養分の通り道で、幹を支える働きもしています。不定根とは根以外の部分からでる根のことです。プサロニウスの場合、幹(茎)から根が出て、幹を取り巻いていると言えます。