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担根体とは何か
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スティグマリア(リンボクの担根体、石炭紀、アメリカ産) |
種子植物は根・茎・葉の基本的な器官から構成されています。リンボク類の茎(幹)を支えている地下器官スティグマリアは丸太状で、この丸太状の器官から根を出しています。茎は葉を付けますが、この丸太状の器官は、葉を付けず根を生ずる器官であることから、「根を担う」という意味で担根体と呼ばれています。担根体は種子植物には存在せず、現生のイワヒバ、ミズニラなどの小葉類で見られます。ヤマノイモの地下貯蔵器官(イモにあたる部分)も担根体とみなされる場合がありますが、ミズニラやスティグマリアの担根体とは異なるものと考えられます。
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