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中生代の昆虫化石
石炭紀からペルム紀には、ハチ・アリ類、チョウ・ガ類、カマキリなどを除く、現在見られる大半の昆虫のグループがすでに出現していたと考えられています。比較的進化していると言われる甲虫類も、最も古い化石がペルム紀から見つかっています。一方で、原トンボ類、原直翅類など 、古生代末から中生代はじめに絶滅したグループもあります。中生代の昆虫化石の産地としては、中国の遼寧省(ジュラ紀)、ドイツのゾルンホーヘン(ジュラ紀)、ブラジルのサンタナ(白亜紀)などがよく知られていますが、 日本にも石川県白峰村(ジュラ紀〜白亜紀)や山口県美祢市(三畳紀)などいくつか産地があります。