2014年11月13日〜14日の職場体験
2014年11月13日(木)、14日(金)の2日間、中学2年生2名が職業体験にやって来ました。
13日は館内の案内や博物館の仕事・役割の説明をした後、
化石の展示ケースの清掃をしてもらいました。
まず、展示物を慎重に取り出して掃除をします。
掃除が終わった後は、事前に撮っておいた写真を見ながら元通りに並べます。
ただ元通りにするだけでなく、展示物に影がかかっていないか、
どういう角度で置けばみんなに見てもらいたい部分が見やすいかを
考えながら並べていきます。
化石やレプリカをとても大事に扱ってくれていたので、学芸員も
「仕事が丁寧で、安心して任せることができました。」
と話していました。
14日は、午前中は植物園に出て昆虫の学芸員の説明を聞きながら案内してもらいました。
バタフライガーデンに飛んで来ているチョウの種類の記録と観察をしました。
午後からはチョウの標本の数を数えて、ラベルを貼ってもらいました。
担当した学芸員は「とても熱心に細かい作業を行っていたことに感心しました。」と話していました。
印象的だったのは、2人とも本当に仕事が丁寧で、学芸員たちも驚いていたということです。
2日間、集中力のいるお仕事だったと思いますが、学芸員の話をよく聞いて、根気よく取り組んでくれました。
以下、体験した生徒の感想です。
・自分の担当分野をとことんつきつめていて、とても楽しそうに話してくださって、好きなことを仕事にできるのは素晴らしいことだと思いました。
・化石、昆虫標本の取扱いは緊張しました(標本の方が緊張した)。
・わからないことは、しっかり聞こうということに気を付けました。
・収蔵庫の中に入って、こんにゃく石や見たこともさわったこともないものを見たりできて嬉しかったです。
・アライグマの毛皮を初めて見て、肉球みたいなものもあって、本物だ、すごいなと思いました。
・チョウの標本にラベルを付けるのはすごく緊張して体力がいるんだと思いました。
・金沢さんはチョウを一目見ただけで、名前をすぐ言っていたので、記憶力が必要だなあと思いました。