2018年度 夏季博物館実習3日目(1班)

 博物館実習3日目は台風の影響で実習時間が短縮されました。
 1班は未登録の化石・岩石の標本リストの作成を行いました。はじめに、標本リストを制作する前に、化石・岩石の扱いについて説明を受けました。実際に展示する化石・岩石の資料は標本よりも大きく、採集する際には2倍の大きさになり足腰を痛めかねない作業だとお聞きしました。実際に展示する岩石を拝見し、採集することを考えると腰が痛くなりそうでした。
 化石・岩石の標本リスト作成では、主に岩石を取り扱いました。番号をつけ、サイズに合う箱に収めていき、岩石に同封してある紙に書かれた情報を元に、名称・国・地域・岩石名を記録しました。紙に書かれていたものは英語で表記されているものもあり、和訳しても聞き慣れない言葉が多くありました。そのため、岩石の標本リストの記録作成は容易ではありませんでした。幼い頃、帰宅する際に、川に投げ入れたり、蹴ったりしている石も標本リストにある資料になっていると思うと、無意識に触れている自然があることに気づきました。
 この3日間で、大量の資料を管理することの大変さ身をもって感じました。残りの2日間も、博物館実習でしか学べないことを身をもって体験していきたいです。
(K大学・S.H)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です