博物館実習5班 3日目

実習3日目は、御堂筋線あびこ駅から徒歩7分ほどの場所にある、あびこ南中学校に伺いました。あびこ南中学校の中には、大きな剥ぎ取り標本や展示室があって、それらを見学をする『アビナンミュージアム見学』という行事に、運営側として参加するといった実習内容でした。午前の部、午後の部の両方に参加しました。
運営側の主な役割は、駅に集合した参加者に行事受付をすること、参加者を現地まで誘導すること、資料の解説をすることの3つで、誘導の際には、交通ルールや熱中症対策の呼びかけをしたり、解説時には、参加者の質問に積極的に答えるなどの対応が必要でした。参加者は皆有志だということもあり、とても活気のある方が多く、実習生である我々にもたくさん話しかけてくださいました。
恥ずかしながら、地学的な知識に暗かったので、私に出来たことと言えば、地図を見やすいように持ち上げたり、足跡化石の上に被せられた蓋を取り外したりなど、本当に初歩的なものばかりでしたが、博物館でのお仕事の一つである『地域の人々に対する普及教育』に、こうした形で接することが出来、勉強になったと思います。参加者の中には、今回を含め、フィールドワークや勉強合宿が大好きで、毎度行事のお知らせを楽しみにしているといった方もいらっしゃいました。素敵なことだと思います。私自身、この実習が終わっても、一般参加者として、このような行事に出向いたり、友達を誘って行きたいなぁと感じました。
大阪で最高気温を記録し、猛暑日となりましたが、汗だくながら皆満足そうな表情で解散していったのがとても印象的でした。非常に有意義な時間となりました。

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