博物館実習 最終日(2016年8月21日)
書き込みが大変遅くなりました。
博物館実習の最終日は年に一度だけ催される標本同定会が行われました。当初はあまりイメージがわきませんでしたが、専門家だけでなく一般の方々が集めた標本を専門家に見てもらい、説明や会話を楽しんでいました。
同定会には開始直後から多くの人が訪れました。年齢は子供から大人まで幅広く、家族で別々の分野の標本を作っているという方もいらっしゃいました。皆、自分の標本を持ちより、植物、動物、昆虫、岩石に別れた専門家による説明を受けたり、意見交換を楽しまれていました。
持ち寄られた標本は実際の昆虫の標本だけでなく、写真や鳥の羽根など様々で、専門家の方々は皆、数も多く、異なる標本に図鑑などの道具を用いて四苦八苦していましたが、同時にとても楽しそうに訪れた人々と対話していました。
この同定会に訪れた方々は誰もが好奇心がとても盛んで、学芸員の方々との会話や、時間ごとに行われた専門家による標本に関わることを中心とした説明会に目を光らせていました。また、同時に設けられていた専門の図鑑や標本に使われる道具などにも目を向けていました。
今回は、博物館という場所を普段とは違う裏側から見ることごでき、とても良い経験を得ることができました。