2016年度冬期 博物館実習 最終日

博物館実習の最終日は、友の会総会の日でした。
最終日の実習では総会にいらっしゃる方の為の休憩室の準備や片付けを学芸員さんとボランティアの方々と行いました。友の会の総会を開くにあたって、学芸員も、飲食のできる休憩室を用意するなどの細かい配慮が必要であるというのは、実習に来てみないと知ることが出来なかったと思います。
実習の空き時間は、総会が行われている様子を見学させて頂きました。
総会は、朝の10時から始まり、午後15時過ぎまで行われ、さらにその後、書籍・物品バザーも開催されるという一日がかりのイベントで、多くの会員の方が参加されていました。総会では、事務的な報告が行われるだけでなく、外部から講師をお呼びしての講演会や、会員による自由研究の発表、博物館のレアグッズオークションや写真コンテストなど、盛りだくさんな内容でした。
私が友の会総会を企画する立場だったら、内容は庶務的な報告だけにとどまり、午前中で終わるようなイベントになっていたのではないかと思います。このような企画盛りだくさんな内容にすることで、総会自体が、教育普及活動の一つになり、さらに、学芸員や会員が親睦を深め、参加できなかった色々なイベントについて知る機会を作ることで、これからの教育普及活動を活性化するような会になっているのだなと感じました。
5日間の実習を通して、学芸員の仕事の中でも今まで想像が出来なかったような一面が見られたのではないかと思います。そして、博物館で沢山のイベントを開催し、それを成功させるためには、学芸員の努力はもちろんですが、ボランティアの方々や、友の会とのつながりの存在も大きいのだということを実感しました。
短い期間でしたが、お世話になりました。ありがとうございました。(C.I)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です