2017年夏 博物館実習 2日目 2班

今日から各班に分かれてそれぞれの分野についての実習が始まりました。
自分達二班は昆虫分野の内容、特に昆虫標本について学ばせて頂きました。
午前中の活動では図書の整理ということで、解放されているエリアの本棚にある図書に番号のラベルシールを貼っていきました。様々な分野が合わさっている共通部分の図書だったのですが、自分がこれまでに参考にしてきた図書があれば、読んでみたいと感じた図書もあり、一日中読んでいたいと考えてしまいました。共通分野でも更に24種類に区分けされており、興味がある内容や探している内容も見つけやすく、また、元の位置にも戻しやすくなっており、整理するための工夫もされてありました。
午前中の一時間と午後からは昆虫の標本についての作業を行わせて頂きました。昆虫標本は本来、昆虫を捕まえる必要があり、捕まえた場所やその昆虫の種類を同定しラベルを付けることがとても大切です。今回は一般の方が作製され、博物館に寄贈して頂いた標本に、寄贈して頂いた方の名前と日付をラベル付けしていきました。この作業も博物館で標本を保管する上では重要な行程の1つだと感じました。寄贈をして頂いた標本とはいえ、自分の目で見てみてもあまり損傷や劣化していると感じず、作製した方がどれだけ丁寧に思いを込めているかが分かりました。昆虫標本は針で体を固定し、採集場所などを書いたラベルを固定してあり、今回はその下にラベルを付けます。ラベルを付けるためには昆虫を針ごと抜いて行う必要があります。
しかし、自分は緊張していることと力んでしまってか手が震えてなかなか進めることが出来ませんでした。さらに、何度か失敗もしてしてしまっており、非常に残念に思います。ですがその分、とても貴重な経験をさせて頂くことができ、本当に勉強になりました。ありがとうございました。
明日はまた違う分野について教えて頂きますが、とても楽しみになっています。明日もよろしくお願い致します。(実習生 二班 F)

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