2017年夏 博物館実習5班2日目
実習2日目
私達の班はボーリングサンプルの仕分け、片付けをお手伝いさせていただきました。ボーリングは掘削機などを用いて、地盤の強度・地質を調査する事で建物を建てるときに必ず行われます。大阪市立自然史博物館には大阪市内の公共施設や団地等を建てるときのボーリングサンプルが保管されています。自然史博物館では、このサンプルやボーリング柱状図を用いて断層がどのようになっているのかを調べ、古代の地形がどのようになっていたのかなどを研究するためなどに用いられているそうです。
私達の班は、これらのボーリングサンプルを採集場所ごとに仕分け、番号を振り、番号順になるように倉庫に片付ける作業を行いました。片付けるサンプルが多く、大変な作業でしたが、片付けるときに見せていただいたサンプルは大阪市内でも全く異なり、とても興味深かくて面白かったです。
何千年か前に海だったところが陸になっていくのがわかったり、陸と海が互い違いになっていたり少し測定する場所が異なるだけでこれほど地形が違うのかと驚きました。また、地層の違いの他、標高が低くなっている理由など、普段の授業では聞くことのできない様々なお話を聞くことができ、とても勉強になりました。
貴重な経験ができてよかったと思います。ありがとうございました。(5班A.T)