博物館実習2017 4日目 3班
実習室に集合し、全国で採取されたヌマガイの貝殻の標本を収蔵室まで見に行きました。貝殻はそのままにしておくと、バキバキになるので薬品でコーティングしてありました。
次にそのヌマガイの貝殻と同じ枝番がついている軟体が、冷凍してあったので、それを液体標本する作業をしました。液体標本するためにも、DNAが細かくならないようにエタノール濃度が決まっている等、初めて聞くような事ばかりでした。それでもDNAが細かくなっても現在の技術では、問題ないようになってきているので、今の技術は凄いなと思いました。
今回はDNAが取り出しやすいようにヌマガイの軟体を煮沸して、99%エタノールに浸けました。
まだまだ冷凍しているヌマガイの軟体があったので、採取した方はどうやって持って帰ったのだろうと、不思議でした。
今回のような経験は、この実習を受けていないと出来なかった事なので、貴重な経験ができました。この経験が何時活かせるかわかりませんが、役に立つときに活かそうと思いました。