2018年夏季博物館実習3日目 2班

台風が迫る中、実習の3日目が始まりました。
今日は第四紀の実習です。石を加工する石工室を案内・説明していただき、その後は小学生の教材に使うための石を磨く作業をしました。石の断面を観察するために表面を綺麗に磨くのだそうです。荒い研磨剤から細かい研磨剤に変えながらひたすら鉄板やガラス板に擦るのですが、単純に見えてとても力と体力が必要な作業でした。今日の心配事は台風よりも筋肉痛になりそうな事です。
私が小学生の頃に授業で習った時には教科書の写真を見る程度だったので、れき岩や砂岩などがどのような石なのか、川にはどのような石があるのかを実際に見て感じて学ぶことができるのはとても羨ましいと思いました。
粒の大きさで見分けるれき岩・砂岩・泥岩、白みがかっている石灰岩、透明感のあるチャートなど、ただの石だと思っていたものが様々な姿や特徴を持っているのだと実感しました。今までは落ちている石を見ても気にすることもなくスルーしていたけれど、たまには目を向けてみようかと思います。
あっという間に実習期間も半分を切りましたが、残りの2日もここでしか学べないことや新たな発見を楽しみに臨んでいこうと思います。
(2班 K大学 T.A)

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