2018年夏季博物館実習1日目
近畿大学のN.Mです。
実習初日、午前中の最初の行事は博物館についての説明でした。ほかの博物館と比べても特に友の会などの教育普及活動に力を入れていることや、とにかくお金がなくて困っているという話をお聞きしました。その後の学芸員室の案内では、ありとあらゆる隙間にさまざまなものが置いてあり、隙間があればものを置くのが学芸員の習性である事がわかりました。特に旧実習室に積み重なっていた動物の毛皮には驚きました。その後は収蔵室見学でした。収蔵庫は思っていたよりも広く、標本の多さには驚きました。展示は博物館の標本の氷山の一角でしかないことが実感できました。
展示室見学ではジオラマ展示や、触れる展示など一見するととてもよさそうなものにも整備がしんどかったり壊されたりなどの欠点も多いことがわかりました。
その後は特別展の見学でした。今回のテーマはキノコなのですが、押し花のような美しい展示や絵の展示など、キノコに興味のない人でも楽しめそうなすばらしい展示でした。キノコ展はまだまだ開催中ですのでぜひ見に行ってみてください。