2020年度(令和2年) 秋 博物館実習 3日目
9月25日は仮剥製の鳥の足にデータの記入してあるラベルを糸でつなげるという作業を主に行いました。
作業を行う前に、台帳と標本受入票を見させていただきました。台帳を作る理由、特に重要な項目、なぜデジタルで記録を行うだけではなく、紙で記録を残すのかなどを教えていただき、これらの重要性を理解しました。台帳ではボールペンは後々薄くなるので、基本的には色が薄れず紙にしみこむ墨などを用いることを初めて知りました。また、ラベルの中の、鳥類、爬虫類、両生類などの書き方の違いを教えていただきました。標本受入票は台帳に乗らない関連情報が載っていること、登録される前には標本受入票に載っていることをお聞きしました。
実際に鳥にラベルをつなげてみて、鳥とラベルの間の糸の適切な長さの調整が難しく最初は苦労をしました。ラベルを付けるときに一体一体状態が少しづつ異なるのと、大きい鳥から小さい鳥までいたので、細かい作業になることがあり、注意しながら行うので大変でした。
(2班 千葉科学大学 S.T)