私が博物館の展示をつくったら?

こんにちは!秋季実習生4班のK. Nです。
本日9月25日の博物館実習では、第2展示室(地球と生命の歴史)とそれ以外の展示室から1つずつ展示を選び、計2つの展示を関連づけて5分ほどの発表を行いました。博物館の展示には大きく分けて、ごく単純に展示物を並べた「陳列型」と、順路に沿って1つの話題が進行する「ストーリー型」の2つに分けることができ、本博物館の展示方法は後者に当たります。本日の実習では、すでに完成されたストーリーを「解体」し、私自身で新たに別のストーリーを「再構築」する気持ちを味わうことが出来ました。まるで、私オリジナルの博物館展示を創っているような体験でワクワクしました。
ちなみに、私は「紛らわしい生き物」をテーマに第2展示室からアロサウルスの骨格標本、そして第3展示室(生命の進化)からタラバガニの標本を題材に発表を行いました。アロサウルスなどの大型肉食恐竜は研究が進むにつれ、ゴジラのように頭を持ち上げ尻尾を地面に引きずった姿勢から、現在私たちがよく知る身体を地面と水平に保ち尻尾を持ち上げた姿勢へと姿を変えました。古生物の復元は研究の進歩に伴って日々変化し、私たちを驚かせてくれます。また、タラバガニはカニの名を有していますが、分類上ではヤドカリの仲間です。太古の時代から現在に至るまで、彼らのような紛らわしい生き物が数多く存在しており、更に「ストーリー」が広がる予感がします。
秋季の実習も折り返し地点を過ぎました。明日はどんな体験が待っているのか楽しみです!
(秋季博物館実習 実習生 4班 広島大学 K, N)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です