2021年度 博物館実習2日目
自分は博物館実習2日目で、植物標本のデータの整理をおもに行いました。
午前中での実習では、植物標本の作製の手順を説明していただきました。植物標本を作製する際には、基本的には新聞紙や吸い取り紙を用いて標本をはさみ、その上から重しをのせて何週間か置くことでできあがります。本博物館には、植物を乾燥させる装置があるので、新聞紙や吸い取り紙の交換などはいらず、乾燥時間を短くてすみます。多数の植物を扱う博物館にとっては必需品のように思いました。手順の説明をしてもらった後は、収蔵庫にあるデータの入力の終わっていない植物標本を取りに行き、パソコンがある部屋まで持ってきてデータの入力をしました。データ入力は、名称、採集場所、採集日、採集者の氏名の入力をしました。
午後の実習では、引き続きデータ入力の作業を行いました。データの入力の項目である採集場所は、地名の難しいものが多くて大変でした。また、標本の中には海外で採集されたものもあり驚きました。データの入力の作業は、合計で4時間ほど行って100個ほど終わりました。収蔵庫にある未入力のものの数を考えると、ほんの一部しか終わらなかったと感じました。データの入力が終わっても、そこから配架する作業などがあること考えると、本当にいくつもの作業しなければならないと思いました。今回は植物のデータの入力しましたが、動物のデータの入力では、何か入力する項目に違いがあるのか興味が湧きました。
(4班 O大学 U.S)