2022年度夏期博物館実習1日目
博物館実習1日目の記録を担当させていただきます。筑波大学のM.H.です。1日目は、実習のオリエンテーションとして、実習生のみんなとともに、前半に大阪市立自然史博物館についての説明を聴き、後半に博物館内の施設見学を行いました!
前半では、当館の沿革や在籍している学芸員の専門分野、そして学芸員の仕事について実例を混じえながらお話していただきました。コロナ禍における活動の停滞とオンライン活動の進展、特別展の集客力についての試行錯誤など、実際に話を聞くことでより痛感する事情を聞くことが出来、とても有意義な時間でした。
後半では、博物館の施設、収蔵庫や展示室などを見学しました!滅多に見れない大量の標本や所狭しと置かれた資料たちは、どれも面白くわくわくしながら見て回りました。展示室ではメンテナンスの難しい展示、ハンズオン展示の功罪など、学芸員視点での展示についての苦労を聞くことができました。普段見学している際は気にしないことが多く、万人に向けた展示について新たな視点が得られたと思います。
総じて初日は、散乱した資料や、苦労の見える展示室など、「生きている博物館」の姿を見ることが出来ました!明日からも多くの体験を血肉にしていきたいと思います!