2022年度夏季博物館実習3日目(8月26日(金))
博物館実習3日目の日誌を担当します、琉球大学のF.Kです。
3日目の今日、1班は一般収蔵庫にてペットボトル製の容器に入った砂の標本に標本番号を記載していく作業を行いました。作業の内容はリストに書かれている順番に標本を探し、標本番号をつけ、元の場所に戻すといったことなのですが、標本の入ったトレーを移動させて探すなど想像以上に体力を使いました。4人の班員で分担しながら作業を行い、4時間くらいで160個の標本に番号を付けることができました。
砂の標本には北海道から沖縄、離島、そして海外のものもありました。今日の実習の最後にはそれぞれが気に入った砂を顕微鏡で観察することができ、それぞれの地域ごとに異なる特色があり、そういった違いを観察するのも非常に興味深かったです。さらに、実習の説明の中で砂が水の次に使われている資源であることや、海面上昇の影響などによって砂浜が消失してしまうことなど、博物館で標本として保存する重要性を知り、より一層の関心を持ちました。有意義な時間を過ごすことができ、今日の実習もあっという間に時間が経ってしまいました。残り2日となってしまいましたが、充実した実習となるよう頑張ります!