2010年11月30日〜12月2日の職業体験
3日間の職業体験が終了しました。
今回、職業体験にやってきたのは、中学2年生、2名です。
大阪市立自然史博物館の職業体験では、申込の際に志望動機・やってみたいことをまとめた作文を提出してもらうことになっています。
今回の二人は、化石や動物の体のつくりに興味を持っている、博物館の掃除をして、きれいにしたいという希望を作文に書いていたので、その希望を考慮し、地史研究室の学芸員3名の方々に担当をお願いしました。
職業体験で行ったことは、以下の通りです。
1日目:収蔵庫などバックヤードを見学。展示ケースの中の展示物をいったん移動させ、掃除をしたり、行事資料の作成(印刷など)をしたりしました。
2日目:動物のホネ洗いと、タヌキのホネの分類作業をしました。3日間通して一番楽しかったのは、タヌキの背骨のホネをパズルのように並べたことだそうです。
3日目:化石標本の整理などをしました。石の中に入っている化石を見ながら、「これかな?」「ここにもある」と、触れること自体が嬉しい様子が感じられました。楽しい反面、3日目の作業は、化石の標本は重くて、大変な作業であることもわかったようです。
3日間が終わった感想は、「とても楽しかった」。将来、「学芸員になりたい」という声を聞くこともできました。