2023年度夏期博物館実習1日目(8月23日)

 2023年度夏期博物館実習の1日目を担当させていただきます近畿大学のT.Kです。8月23日に行われた実習の内容や感想を書かせていただきたいと思います。
 今回の博物館自習の内容としては、午前は全体でオリエンテーションを受けました。そこでは、大阪市立自然史博物館のこれまでの歴史や働いている人にしかわからないような裏話など興味深い話をたくさん教えていただきました。
 そして、午後からは館内を見学させていただきました。館内見学は2回に分けて行い、1回目は収蔵庫などのバックヤード、2回目は正面の展示室を見学しました。
 
 収蔵庫の見学は、普段見ることのできない標本や設備を見させていただくことができ、いい経験になりました。博物館では現状、収蔵庫のスペースが足りないため収蔵できないものがたくさんあるというお話や標本などの燻蒸に冷凍庫を使っているということなど、テレビや大学の講義では学ぶことのできないような話を楽しみながら聞くことができました。
 展示室の見学では、実際に展示されている展示を学芸員の方に解説していただき、展示を行う上での注意点、展示の掃除方法、照明の取り替え方など来館者視点でなく、学芸員の視点で見たときの解説をしていただきました。
 その中で驚いたことは、展示ケースがメンテナンスを考えた作りになっているかということに気をつけなければいけないということです。展示ケースを作成する会社がメンテナンスのことを考慮せずに納品する場合があるという話を聞いて、そのようなことまで学芸員は配慮しなければいけないのだと思い、驚きました。また、どのような展示が学芸員から見て、いい展示なのかという話も学芸員の方の考えを知ることができ、面白かったです。触れることができる展示は壊れにくくて、動かないものが適切であるという話から、東日本と西日本では、博物館の楽しみ方に違いがあるいうことを聴くことができ、来館者に地域差があるというのが興味深く思いました。
 普段来館客としてきている時には考えないようなことを学ぶことができたので、とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。今回の博物館実習で、博物館やその展示に対する見方考え方が変わったように思います。学芸員の資格をとる上で貴重な体験をすることができたと思います。今後も博物館に関わっていきたいと思うようになりました。

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