2023年秋季博物館実習2日目(11月16日)
こんにちは!博物館実習2日目のブログを担当します、神戸大学のT.Mです。
実習2日目は、大阪自然史フェスティバルに向けて、館内地図や看板の作成および掲示、会場の清掃等を行いました。大きな模造紙に印刷された地図や集合場所の目印などを、実習生同士で協力し合って丁寧にカットしていきました。大学内で行った事前実習でも、展示用のパネルやポスターを自分たちで切ったり貼ったりして準備しましたが、実際の博物館でもほとんど同じような作業が必要で、少し驚きました。私個人としては、手作業で物を作ったりすることが好きなので、非常に楽しい業務ではあったのですが、実際学芸員として働くことを想像してみると、研究の時間をたっぷり取る、ということは難しそうだと思いました。自分の研究の面白い部分を自分自身の手で伝えることは非常に魅力的なことだろうと思いつつ、時間との勝負だということを身に染みて感じています。
幼い頃はこうしたイベントにただ参加するだけでしたが、大学生になって学芸員課程を含めイベントの裏側に触れる機会が増えました。これまでとは違った視点でイベント、特に博物館が主催するものに接するなかで、本当に多くの方が関わっている、ということを知りました。実習を通して自分もその一員になれていることを嬉しく思います。これからも何かしらの方法で関わり続けていきたいです。