2023年度博物館実習3日目(11月17日)

こんにちは。O大学のFと申します。
ここでは、2023年度博物館実習の3日目の様子をお伝えします。
大阪市立自然史博物館では11月18日、19日に開催する大阪自然史フェスティバルに向け、前日となる17日はオリエンテーションと会場設営を行いました。オリエンテーションでは、担当場所の仕事の説明や注意事項の説明などを受け、イベント会場や搬入・搬出の場所を実際に見て回りながら当日の動き方を確認しました。その後の会場設営では、仕切りのパーティションの設置や、各ブースに必要な机と椅子の配置を行いました。また、前日から準備に来ている団体もおり、会場設営を行いながら案内などの対応も行いました。このイベント開催に向けて多くの労力が費やされていることを間近で感じ、学芸員の仕事の多様さに驚きました。初めてイベントの主催者側として携わらせていただきましたが、運営側からしか気づけない部分も多くあって、学びばかりでした。イベント開催の大変さも感じましたが、それ以上にイベント当日が楽しみになった1日でした。

5日間の実習では、大阪自然史フェスティバルに向けて準備作業から当日の運営、イベント終了後の撤収作業まで携わらせていただきました。イベント中、出展者の方や来場者の方が気軽に話しかけてくださり、多くの人が来年も楽しみだとおしゃっていました。私も、普段聞けない動物や植物の話や沢山の人と関わることができて、勉強になったとともに、とても楽しく過ごすことができました。このイベントを通して、主催している博物館側、出展者の方々や来場するお客様など、多くの人との関わりを深く感じました。このような関わりが少しずつ今の大阪市立自然史博物館を作り上げてきたのかなと思い、博物館の教育普及という点でも、単純な楽しさという点でも、大切にしていかなければならないものだなと感じました。