2024年度夏期博物館実習 5日目 8/25(日)

こんにちは。博物館実習に参加させていただいた大阪公立大学のH.Iです。
25日は5日間の実習の最終日となりました。この日は淡輪で行なわれた友の会行事「自作トラップでウミホタルの観察にチャレンジしよう」のお手伝いをさせていただきました。当日は天候が不安でしたが無事に実施でき、雨が本降りになる前に撤収できてよかったです。また、非常に活気のある行事で、このような行事からさらに学びの輪が広がって行くのだなと感じると共に、そのような動きを引き出す学芸員の役割の一端に触れることができました。

私は参加者の方々と淡輪海水浴場に向かう際に横断歩道上での安全確認や、行事中にライトを持って参加者の方々の移動や作業・撤収のサポートをしたり、もし危険な行動を取っている方がいらっしゃったら注意させていただくといったお手伝いをさせていただきました。

私達もウミホタルの捕獲・観察については参加者として体験させていただき、カニカマを餌としたトラップでウミホタルを3～4匹ですが捕獲できました。また、行事終了後に、ウミホタルを見ることができなかったという参加者のご家族と一緒に、捕ったウミホタルを観察しました。3～4匹でしたが非常に興味を持って観察していただけたようで、この日の行事の思い出が良い物になれば何よりです。

今回の実習は特に、これまでの実習内容よりも自分の行動が人に影響を与えてリアクションが返ってくるまでの間が短い内容だったので、行動が人のためになるということを強く感じることができましたし、自分が関係した行事でワクワクやドキドキに出会い、新たに興味を持ってもらえたならば、これも学芸員が持つ使命と、その役職が感じる喜びなのかなと思いました。また、これを通して自分はコミュニケーションを取る力がまだまだ足りないなと感じ、これから鍛えなければならない部分が明確になりうれしい報酬となりました。

最後に、5日間で様々なことを教えてくださった学芸員の皆様、ウミホタルの観察会に参加していただいた皆様、誠にありがとうございました。