氷期の大阪の森
写真は冷温帯最上部の植生。ブナを欠き亜寒帯の針葉樹が混じる(長野県志賀高原)
氷期の大阪は、気温が年平均気温で約10℃低下し、現在の青森くらい寒くなりました。しかし雨や雪が非常に少なかったため、ブナ林はできず、ナラ類やシラカバを主とする林に、チョウセンマツやヒメマツハダのなかまや、乾燥と寒さに強いカラマツなどのまじった疎林(まばらな林)が成立しました。