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生きている化石メタセコイア |
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中央の写真は三木 茂博士(1901-1974) 大阪市立大学退官の1964年撮影 |
三木茂博士(京都大学、後に大阪市立大学)は、和歌山県や岐阜県の粘土層の中から、ヌマスギやセコイアとは異なるスギ科の針葉樹を発見し、1941年に新属新種メタセコイアとして発表しました。その後、1945年に中国で生きているメタセコイアが発見され、「生きている化石」として有名になりました。大阪付近では約70万年前に消滅し、現在は植樹されたものが見られるだけです。消滅の原因としては、海水準変動による低地の生育地の縮小・拡大にあわせて、分布域を移動させることができなかったことが考えられます。
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