日本にもあったハンカチノキ
中央の写真は三木茂コレクションを整理する
粉川昭平博士(1927-2001)南木睦彦氏撮影
ハンカチノキはハンカチノキ科の植物で、ハンカチノキ1種のみが中国に分布しています。包が白くて大きく、ハンカチのように見えるのでその名があります。最近は各地の植物園でも植えられるようになりました。ハンカチノキの化石は粉川昭平博士(大阪市立大学)により、神奈川県の鮮新世〜更新世の地層から世界で初めて発見され、その後、中部日本〜近畿の鮮新世から更新世の地層から発見されています。