化石に見るブナの進化
日本のブナ属には、ブナとイヌブナがありますが、現在のブナの系統について見ると、化石記録からは、中新世前期〜中期の始めにはアンティポフブナ、中新世中期〜鮮新世前期にはムカシブナ、鮮新世後期〜第四紀にはヒメブナへと種類が移り変わっています。それぞれ葉の大きさ、2次脈数、鋸歯の特徴が異なっています。