博物館実習2日目 4班
今日は各班ごとに分かれそれぞれ実習を行いました。
私たち4班の実習は地史に関することで、その内容のほとんどは化石の復元作業になりました。あらかじめ学芸員の方が掘ってきていた化石をパズルのように組み立てて元の形を復元するという一見とても単純そうに見える作業だったのですが、それが思いのほか難しかったです。化石に付着している汚れを取るのはかなり楽だったけれど、どの化石がどこあてはまるのかを探すのが非常に難しかったです。あてはまる場所を探すのには経験を積んでいる学芸員の方でもなかなかうまくいかないとのことでした。今回の作業では完全に復元することはできず、全体の半分ほどしかできませんでした。半分ほどでもどのような生き物だったのか推測できるらしいのですが、知識の少ない私にはあまり理解できませんでした。
化石の復元以外の作業では標本台帳をどのように書くかという事務的な仕事や、化石のレプリカを作成するといったちょっとした遊びのようなものもありました。地史関係のことは堅苦しくてあまり面白そうに見えなかったのですが、実際にやってみると結構楽しかったです。残りの実習も興味を持てるように頑張りたいと思います。