実習3日目1班
本日の実習は、午前中は植物化石標本の整理でした。展示に使用した標本は、展示が終わったら、ラベルと共に収蔵庫に返す必要があります。化石自体に標本番号が振ってあるので、確認しながら収蔵庫に収めました。それと同時に、標本の情報をパソコンに登録しました。標本台帳や受入表は長期的に保存できる紙媒体ですが、実際に標本を研究に用いるためには、電子化した、パソコンで検索できる標本情報が便利です。標本登録は非常に手間のかかる作業ですが、収蔵標本を活用するためには欠かせない作業であると感じました。
午後からは、明後日に泉佐野漁港にて開催される友の会秋祭りの、会場下見に行きました。友の会秋祭りは、博物館と友の会が協力して行う大規模なイベントであり、底引き網漁では50種ほどの生物がみられるそうです。普段は海底に居て、見ることのできない生物たち・・・当日は何種類の生物がみられるでしょうか。非常に楽しみです。一方で、海底には人間の捨てたゴミが体積しているそうです。この秋祭りは、普段は見えない海底の環境について、知り、考える機会になりそうです。
(1班 M. S)