2024年度 冬季博物館実習 2日目 (1月12日)
こんにちは。
2日目の実習生ブログを担当します京都橘大学のT.Nです。
私たちの班は、実習2日目に2月に行われる特別展に向けての準備のお手伝いをさせていただきました。
まずは、展示ケースの中にひな壇を設置しました。高さの違うひな壇を組み合わせ、展示物が見やすい高さに設定しました。高さ設定の際に、担当学芸員の方が膝立ちで低い視点からの見やすさも確認されていました。低い視点からも見ることで、小さい子どもや車椅子の方からも見えやすい高さに設定できると教えていただきました。
その後、ワークショップ会場にカラフルなタイルカーペットを敷きました。子どもたちの参加するワークショップで、明るい雰囲気にするために、色を使って空間の明るさを演出することを教えていただきました。
午後からは、展示ケースに資料を展示しました。展示を見にこられた方に資料のどんなところを見ていただきたいのか、どうすれば資料を見やすく、情報を伝えることができるのかなど、たくさんのことを考え、工夫して展示が行われるということを体感しました。
その後、特別展で展示をするためにオオシャコガイの資料を収蔵庫に取りに行き、洗浄を行いました。収蔵庫に長い間、保管されていたオオシャコガイを洗うと、今まで見つかっていなかったデータの文字が書かれていました。洗ったオオシャコガイを乾かし、この日の作業は終了しました。
この日は、展示についての作業がメインで、実際に作業することで様々な配慮や工夫によって展示が行われることを身をもって体感することができました。