実習2日目 1班
私たちの班は午前中に企画巡回展の片付けの作業をしました。この展示は、東日本大震災が起きた後の自然系の博物館としての活動を報告しているものです。今回はただ片づけの作業を行うのではなく、それぞれの展示について教えていただきました。その活動として、資料の修復もありますが、地域の方々に博物館の存在の大切さを伝えていく活動もあり、とても奥が深い仕事であると思いました。
午後は、小・中学校の教科書に出てくる植物のリストと、長居植物園にある植物のリストの比較と、教科書のリスト自体が少し古いものであるので、現在の教科書とリストに載っている内容の比較も行いました。この作業により、学校教育と博物館との連携がよりとりやすくなるそうです。つまり、教科書に出てくる植物を実際に見に来ることにより、イメージを持ちやすくなり、より学習効果高まるということです。
作業は、地道で説明を受けて考えていたよりは時間もかかりましたが、これからの小・中学生の学習に生かされるということを考えると非常に有意義な実習であったと思います。
また、質問に来られた方への実際の対応を見させていただいたり、キノコの標本の作り方を教えていただいたり、約200年前の貴重なキノコの標本を見せていただいたりしました。
非常に充実しており、勉強にもなった一日を過ごすことができよかったです。