博物館実習 3日目
今日の午前中は、骨に名前を書く作業と展示されていた標本の片付けをさせていただきました。
タヌキやネコといった箱に入れて運べる小さな骨と違って、キリンやゾウなどの大きなものは持ち出すときには骨ごとに動かすので、その一つ一つに名前を書く必要があるそうです。
私たちが書かせてもらったのはキリンの骨でした。大きなパーツから小さなパーツまで、書ける物には全て名前を書いていきました。
独特なにおいの中、骨に囲まれての作業は私には目新しく、とても楽しかったです。
その後は大阪湾展に展示されていたイルカとウミガメの標本の片付けをしました。
標本が固定されている板ごと台車に乗せて収蔵庫に運ぶのですが、ぶつけて欠けたりしないかと緊張しながらの作業でした。また、収蔵庫に運んでからも板を持ち上げ階段を上らなければいけなくて、落とさないよう慎重に運んでいきました。こうした作業を展示を替える度にするのかと思うと、学芸員の方の仕事はほんとうに体力勝負なんだとあらためて感じました。今度から博物館で標本を見るときは、どうやってここまで運んできたのかな、と考えながら見てみようと思います。
午後からは友の会秋祭りの下見に泉佐野漁港へ行きました。
秋祭りに備えて集合場所やトイレの位置、駅から目的地までの道順などあらかじめしっかり確認しておきます。
漁港に来るのは今日が初めてで、下見の段階ですでに楽しく、当日がさらに楽しみになりました!
今日も本当に充実した一日でした。明日の実習も頑張っていきたいと思います。