野外作業から展示展開までの作業をジュニア学芸員と共に体験して
「ジュニア学芸員になろう」の課題で小学6~中学生の10名の子たちと共に3日間の実習を行い、特別展「みんなでつくる淀川大図鑑」展示の一部に加える、というのが今回の実習課題でした。
これは2つの取り組み課題が含まれるものでした。
1.野外実習の指導を体験する。
2.実習で得られたものを博物館的に展開させる。
この2つを同時に、かつ初体験者に対して行うのは必ずしも容易ではないことです。実習生3名と学芸員3名、協力者2名で事前に野外調査予定地に入り確認することから始められました。そのうえで実際に子どもと共に現地に赴き調査をやり上げる、これが一つ目の課題でした。どのようにして現地で調査に集中させるかを、学びました。
実習で得たものを博物館的に展開する。博物館的なレベルを保持しつつの展開を試みることに参加させていただいたことは大きな体験となるものでした。小中学生と共に限られた時間、条件の中で展開するのは容易なことではない。それをいかにして達成させるかを強く学びました。
この体験は今後の活動に大きく役立つと確信しました。4名もの学芸員の方のご指導の様子を学べてとても役立つものでした。ありがとうございました。これをきっかけに自然史博物館でさらに多くのことを学びたく思います。どうかよろしくお願いします。