2014年2月6日〜7日の職場体験

 職業体験の申込が多いのは、秋と冬です。
2月6日(木)、7日(金)の2日間、職場体験の中学生が2校から1名ずつ来ていました。
 初日は、まず、学芸員に館内案内や収蔵庫見学をしました。
その後は、骨に残ったお肉をきれいにとって標本にするために土に埋めていた、イルカの骨格標本を、きれいに洗う作業を行ないました。1頭分の骨を洗ってきれいにするためは、長時間かかりましたが、黙々と作業をすすめてくれました。
 2日目の午前は、サンゴの化石のクリーニングとして、筆を使ってきれいに化石を水洗いする作業です。午後は、地層のはぎとり標本(屋外の地層を接着剤をつけて、布等ではぎとったもの)を崩れないようにするために裏打ち(板を貼る作業)をしました。
 1日目、2日目ともに博物館の標本作りに関するお仕事体験でした。学芸員は、さまざまな仕事をしていますが、標本を扱う作業は、学芸員らしい仕事です。「楽しかった」という感想とともに、「ずっとこのような仕事をしているのですか?」という質問もありましたので、ちょっと大変だなあと思う仕事だったのかもしれません。
 学校ではさまざまな場所で職場体験活動をしているので、学校に帰った後、生徒のみなさんで、どんな仕事をしてきたか、何を見て来たかなど、博物館のお話もしてもらえたら嬉しいです。

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