博物館実習4日目 3班
実習4日目にしてこのブログがツイッターと連動していることを知ってしまった担当です……。4000人近いフォロワーさんたちのもとに投稿されるかもしれないと思うとドキドキしますね。
本日3班は、先日のブログにも書かれていた友の会秋祭りの準備、特別展の撤収作業、そしてミニ展示のページ替え、を行いました。
秋祭りの準備では昨日の2班の作業を引継ぎ、缶バッジ作り、班ごとに配る資料のラミネート加工、パンフレットの作成を行いました。缶バッジやパンフレットは昨日の作業分も合わせるとそれぞれ300以上の量です。特に缶バッジは途中、「終わるんかこれ……」と思いました。午後にも少々かかってしまいましたがなんとか終了。行事運営の大変さを実感しました。ちなみに缶バッジのイラストは結構かわいらしいです。
午後は今月13日まで行われていた特別展の撤収作業を行いました。本日実習を行っていただいた学芸員の方が担当していた無脊椎動物のコーナーを片付けていきました。具体的にはコウガイビルというプラナリアのなかまとカタツムリの標本を収蔵庫に戻す作業をしました。コウガイビルに関しては大阪の街に住んでいること自体今日まで知りませんでした。今度公園などで探してみようかと思います。カタツムリの標本を戻していくのが結構大変でした。個人が寄贈されたコレクションを番号順にケースに戻していくのですが、ケースの積み上げが逆になってたりケース内で標本の順番が混ざっていたりと、目当てのケースを探すのに苦労しました。10万点を超える資料を活用できる状態にするのは気の遠くなるくらい大変なことなのだと痛感しました。
この後、ミニ展示のページ替えを行いました。この展示はちょうど今日から始まったもので、鳥羽水族館から寄託されている「大山桂貝類学文庫」の一部を展示しています。ページ替えとは、資料の光による劣化を軽減するために週に一回ほどのペースで展示するページを変えることです。つまり同じ展示でも別の週に見に行くと見れるページが変わるということですね。今回展示されている図録はとても美しいものもあるので貝のことをあまり知らない人でも一見の価値ありです!私も見とれてしまいました。入口のホールの奥で展示を行っています。
本日の実習については以上です。早いものでのこり一日となってしまいました。明日は泉佐野で秋祭り本番です。明日も楽しく実のある実習になるように頑張っていきたいと思います。
(3班 M.M)