2015年1月博物館実習1日目 鳥 と たんけん
今日から3日間と、今月24、25日の計5日間の博物館実習が始まりました!
今日の午前中は植物園で「冬鳥観察会」、午後には、明日明後日行われる「はくぶつかん・たんけん隊」のスタッフ打ち合わせに参加させて頂きました。
私は普段、水産学部でコンブの勉強をしています。水産業を背景に成り立っている学部なので、研究する生物を選ぶとき「食べれてなんぼ!」みたいな意識が少しあります(それが全てではありません!)。海鳥を勉強していた先輩は「いやあ、鳥はなあ・・・」と嘆いていました。海鳥は、食べるためではなく、環境や他の生物との関係性など、広く海を知るために研究されているからです。
ところが、今回の観察会で、ヒヨドリやムクドリ、カワセミ、ハイタカ、シジュウカラ、ツグミ・・・つまりは「食べれてなんぼ」ではない鳥たちを、観察会参加者のみなさんが楽しそうに双眼鏡やカメラで追いかけて、目をキラキラさせている様子。学芸員の先生の後ろに付いて(時には前を歩いてしまって)熱心にメモを取ったり図鑑を引いたりしている姿。すごく新鮮でした! “博物館という場所はどういう場所なのか”を勉強させて頂くためにやって来た私ですが、普段とは異なる自然の見つめ方を思い出すことができました。
ちなみに、望遠鏡を使ったのは始めてでした。あんなに鳥の目の細部まで見れるとはビックリでした! カワセミを視野に入れてくださった参加者の方、道中おしゃべりしてくださった方、ありがとうございました!
午後は、体験会の下見として、今までお客さんとして見て来た展示室の裏側・収蔵庫などを見せていただきました。詳しく書きたいところですが明日明後日のネタバレになってしまってはよくないので、テンションの上がる場所など内緒にしておきます!
友の会の方々と一緒に活動すると勉強する楽しさみたいなものを感じられます。明日も楽しみです。しっかりやりたいです。