博物館実習1日目

博物館実習のスタートです。
今日は初日ということもあり、午前中のほとんどは配られた資料に目を通しながらの概要説明となりました。解説頂いた内容には今まで知ることのなかった事実がたくさん含まれていて、管理局の違いや、博物館の厳しい現状、それをカバーすべく行っている学芸員さん達のたくさんの努力もお聞きすることができました。
次に施設内の案内をして頂いた後、お昼を挟み、ついに収蔵庫を見せて頂くことに。
今まで展示室でしか見ることの無かった資料達が倉庫にずらりと保管されている姿は圧巻で、主任学芸員である和田さんによるユーモアたっぷりな解説をお聞きしながらの見学は本当に贅沢な時間となりました。また、管理する上での問題、展示効果とメンテナンスについてやデザインと展示の見にくさの関係性についてのお話も浮上し、学芸員の思いとお客さんの見方が食い違ってしまうということもお聞きし、展示がいかに難しいか改めて実感しました。
実習の現場に来なければ知ることが出来なかったであろう学芸員さん達のリアルを知ることで、より博物館に近づけたような、そんな初日でした。

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