博物館実習4日目 2班
2班、4日目ブログ担当のKです。
よろしくお願いします。
今日は第四紀研究室の学芸員さんが担当されるとのことで一体どんなことをするんだろうとみんなで予想してましたが、全員の予想は外れました。
午前の実習内容は、博物館敷地内の草刈りです。これも毎年12月に学芸員さんがやるお仕事の1つです。昆虫の苦手な人が多かった2班ですが、初日にアカバネオンブバッタを追いかけ回した私たちは、もうクモもバッタもカマキリもへっちゃらです。黙々と草刈りを行いました。ただ、久しぶりの肉体労働で身体の至る所が悲鳴を上げており、明日はみんな筋肉痛でしょう。草刈りを全てやりきったので達成感のある疲れで今夜はぐっすりと眠れそうですね。
午後からは最初に、一般収蔵庫の掃除を行いました。重い扉で厳重に締め切ってある部屋なのでそんなにゴミはないだろうと思っていたのですが、通路や棚の下から大量の埃や髪の毛が出てきました。これらのゴミが原因となり資料を痛めかねないので定期的な掃除は重要です。
本日最後の実習は、一般収蔵庫に収められている剥ぎ取り標本のデータ整理です。剥ぎ取り標本とは、地層を剥ぎ取って特殊な接着剤を使い、1枚の地層のついた布のようなものを木の板に固定したものです。博物館などで実際に目にしたことがある方もおられるのではないでしょうか? それらの採集場所、採集日、採集者、時代、備考を1枚1枚の確認しながらデータ整理用の用紙に記入しました。
以上が2班の4日目の実習内容です。
2班のメンバーは全員住んでいる所がバラバラです。本当ならお互い駅ですれ違う事もないでしょう。それでもたまたま同じ博物館で同じ班になって仲良くなれて、このメンバーでとてもよかったなと思っています。博物館実習は班のメンバーと仲良くなることが目的ではありませんが、それでも1つ1つの繋がりを大事にすることは何をする上でも1番大切なことです。小さな繋がりがいつか大きな繋がりを作っていってくれたらいいなと思います。
さてさて明日は実習最終日です。
疲れも溜まってきているとは思いますが、最後まで精一杯頑張りましょうね!