博物館実習を終えて
今回、私は11/15~11/19の博物館実習(教育普及コース)に参加させていただきました。初日は大阪市立自然史博物館についての説明、二日目~五日目までは大阪自然史フェスティバルに関する設営や運営業務の手伝いをおこないました。
この博物館実習を終えて学んだことは、博物館は国や市など公的な機関であるものの、地域や市民と密接に関わっていることです。大阪市立自然史博物館では、他を圧倒するほど、イベントが多く開催されています。イベントは博物館の学芸員が主体となって行いますが、参加する地域市民がいなければ、イベントは成り立たないのです。例えば、私が参加した実習の後半2日間、自然史フェスティバルがおこなわれました。イベントには多くの出展者や市民の方が集まりました。そのときに私は、博物館は公的機関だけでなくむしろ地域の方に支えられているんだなあと思いました。
初日のオリエンテーションで、博物館には金・時間・人手が足りないと教えていただきました。そうした不足の中で、なんとか博物館のことを多くの人に知ってもらおうとする、博物館側の知恵や努力を、身にしみて感じました。(神戸大学 K.S)